マネジメント
チームビルディング問題集
Q.
役割の「重複」と「空白(抜け漏れ)」が同時に起きているチームで生じやすい問題はどれか。
ポイント
役割の重複は「無駄」を、空白は「放置」を生みます。役割表は、二人以上が同じ仕事を持つ「だぶり」と、誰も持たない仕事の「すき間」の両方を潰して、はじめてきちんと機能します。片方だけ直しても不十分だという点を意識しましょう。
ワンポイントアドバイス
担当表を縦に見て二人以上が同じ仕事を持っている行を、横に見て誰も持っていない仕事を探してみましょう。だぶりとすき間を別々に直そうとせず、一回の見直しで両方まとめて解消するのが効率的です。役割表は作って終わりにせず、定期的にこの観点で点検するとよいでしょう。
解説詳細
正解はAです。役割が重複していると、同じ仕事を二人以上が二重にやってしまう無駄が生まれます。一方、役割に空白があると、誰の担当でもない仕事が放置されます。この両方が同時に起きるのが、役割の過不足があるチームの典型的な弊害です。Bの「スキルが自動的に均一化する」は、役割の重複や空白とは関係がありません。Cの「意思決定が速くなる」も、役割の曖昧さから導かれる帰結ではなく、むしろ誰が決めるかが不明確になりがちです。Dの「コストが必ず下がる」も誤りで、無駄な二重作業と放置が同時にあれば、コストはむしろ膨らみます。