スケジュール上の「マイルストーン」の特徴として、最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は D です。マイルストーンは、作業そのものではなく「ここまで来た」という節目を示す、所要期間ゼロのチェックポイントです。例えば「設計完了」「検収」などが該当します。期間を持たないので、進み具合の確認ポイントとして使う、と押さえておきましょう。
ポイント
マイルストーンの核心は「期間ゼロの到達点」である点です。バー(横棒)で長さを持つ作業とは異なり、点として節目を示します。工数の大小やクリティカルパス上か否か、進捗率の数値とは無関係に設定できる、という独立性を取り違えないことが分かれ目です。
ワンポイントアドバイス
計画を立てるときは、章や工程の切れ目に「○○完了」というマイルストーンを置いてみましょう。期間を持たない節目を散りばめると、長い工程でも進み具合を関係者と共有しやすくなります。報告では作業の%よりも「どの節目まで到達したか」を伝えると状況が伝わりやすくなります。
解説詳細
マイルストーンは期間ゼロの節目
マイルストーンは、プロジェクトの重要な到達点や節目を示すために置く、所要期間がゼロのポイントです。「要件確定」「設計完了」「検収」などが典型で、それ自体は作業ではなくチェックポイントとして機能します。期間を持たないため、ガント上では棒ではなく菱形などの点で表されることが多くあります。長い工程の途中に節目を置くことで、進捗の合意形成や報告の基準点として役立ちます。
ほかの選択肢が誤りである理由
A の「最も工数の大きい作業」という条件は誤りで、マイルストーンは工数の大小とは無関係に節目として設定します。B の「クリティカルパス上だけ」も誤りで、CP 上にあるかどうかと節目を置くかは別問題です。C の「進捗率50%を機械的に示す」も誤りで、マイルストーンは進捗率の数値で自動的に決まるものではなく、計画上意味のある到達点に置きます。期間ゼロの節目という定義に合うのは D だけです。