WBS の最下層に位置し、コストや期間の見積りと進捗のコントロールを行う単位を何と呼ぶか。
解説まとめ
正解は A です。ワークパッケージは WBS の一番下の要素で、見積りや割り当て、進捗管理を行う実務上の最小単位です。ここまで分解して初めて、誰が・いつ・どれだけといった計画を具体的に乗せられます。WBS の分解はワークパッケージに到達するまで行う、と覚えておきましょう。
ポイント
ワークパッケージは「管理できる粒度の最小単位」である点が核心です。大きすぎると進捗が見えず、細かすぎると管理が煩雑になるため、見積り・割当・追跡ができる大きさに分解します。マイルストーンやベースラインといった別概念と用語を混同しないことが、この問題の分かれ目です。
ワンポイントアドバイス
作業を分解していて「これ以上分けても管理の手間が増えるだけ」と感じたら、そこがワークパッケージの目安です。1人〜少人数で完了でき、進捗を数字で言える大きさを狙ってみましょう。粒度に迷ったら「この単位で見積りと進捗報告ができるか」を基準にすると判断がぶれません。
解説詳細
ワークパッケージは管理の最小単位
ワークパッケージは、WBS を分解していった最下層の要素を指します。ここはコストや所要期間を見積もり、担当者を割り当て、進捗を追跡できる実務上の最小単位です。プロジェクトの計画は、このワークパッケージを集めて積み上げる形で組み立てられます。逆に言えば、見積りや進捗管理ができる粒度になるまで分解を続ける、というのが分解の止めどころの目安になります。
ほかの選択肢が誤りである理由
B のマイルストーンは所要期間ゼロの節目であり、作業の見積り単位ではありません。C のクリティカルパスは、ネットワーク図上で最も長い経路を指すスケジュール上の概念で、WBS の階層要素ではありません。D のベースラインは、承認された計画値(基準)のことで、進捗を比較する基準線であって分解の単位ではありません。最下層の管理単位という定義にあてはまるのはワークパッケージだけなので、正解は A です。