Q.
トラブルや悪い情報(バッドニュース)が早く上がってくるチームを作るために、リーダーが取るべき対応として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は B です。悪い情報が早く上がるチームを作るには、報告してくれたこと自体をまず評価し、対応を一緒に考える姿勢が重要です。報告した瞬間に叱責されると、人は次から報告を遅らせ、隠すようになります。早期報告を歓迎する反応が、問題の早期発見と被害の最小化につながります。
ポイント
核心は「報告という行動を罰しない」点です。報告者を強く責める(A)と、報告が遅れ隠れます。事実確定まで報告を控えさせる(C)・定例まで待たせる(D)は、対応が遅れるほど被害を大きくします。報告の早さを評価し、対応を共に考えられるかが鍵です。
ワンポイントアドバイス
悪い知らせを受けたら、反射的に責める前に「早く知らせてくれて助かりました」とまず返してみましょう。報告そのものを歓迎すると、次から問題が早く・正直に上がってきます。原因の検討は、まず対応の方向を一緒に決めてから落ち着いて行うのが効果的です。
解説詳細
報告という行動を歓迎する
悪い情報が早く上がるかどうかは、報告したときに何が起きるかで決まります。報告した瞬間に叱責されたり責任を問われたりすると、人は「報告しない方が安全だ」と学び、問題を抱え込み隠すようになります。逆に、早く報告したこと自体を評価し、一緒に対応を考えると、報告は安全な行動として学習され、問題が早期に表面化します。
ほかの選択肢が誤りである理由
Aの「強く反応し改善を迫る」は、報告を罰として学習させ、次の報告を遅らせます。Cの「事実が確定するまで報告を控えさせる」は、対応開始を遅らせ被害を広げます。Dの「定例会議までまとめさせる」も、緊急の悪い知らせの初動を遅らせます。早期報告を評価し共に対応するBが、バッドニュースの上がるチームを作ります。