Q.
メンバーを「信頼している」ことを示すリーダーの行動として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は D です。信頼を示す行動とは、達成すべき成果と任せる範囲を明確にしたうえで、やり方の裁量を相手に委ね、必要なときに支援できると伝えることです。細部まで監視・指示するマイクロマネジメントは「信頼していない」という合図になります。明確な期待と裁量の委譲が、信頼の具体的な表れです。
ポイント
核心は「信頼=放任でも監視でもない」点です。逐一の確認(A)や監視(B)は不信のメッセージになります。一方、範囲も期待も曖昧な丸投げ(C)は信頼ではなく放棄です。期待を明確にしつつ進め方を任せる、という両立ができるかが核心です。
ワンポイントアドバイス
仕事を任せるときは「達成してほしい状態」と「任せる範囲」を言葉にしたうえで、進め方は相手に委ねてみましょう。途中で細かく口を出したくなっても、合意した範囲では裁量を尊重するのが信頼の示し方です。困ったら相談してほしいと支援の窓口を開けておくと安心感が増します。
解説詳細
信頼は明確な委譲で示す
メンバーを信頼していることは、言葉だけでなく任せ方で伝わります。達成すべき成果と任せる範囲を明確にし、その範囲内での進め方の裁量を委ねることが、「あなたの判断を信じている」という具体的なメッセージになります。同時に、困ったときに支援できると示すことで、放任ではない安心感も与えられます。明確な期待と裁量の両立が信頼の表現です。
ほかの選択肢が誤りである理由
Aの「各ステップを逐一確認し細部まで指示する」とBの「証拠を頻繁に提出させ問いただす」は、マイクロマネジメントで、相手に「信頼されていない」と感じさせ自律性を損ないます。Cの「範囲も期待も曖昧なまま自由にやらせる」は、信頼ではなく丸投げ・放棄で、相手を不安にさせます。期待を明確にし裁量を委ねるDが信頼を示します。