思考
問題解決の基礎問題集
Q.
「なぜなぜ分析(なぜを繰り返す)」の主な目的として最も適切なものはどれか。
ポイント
なぜなぜ分析は、「真因に届くまで掘る」ための手法です。犯人を探したり、打ち手を出したりするための道具ではありません。問いを重ねるうちに人を責める方向へ逸れやすい、という点がつまずきどころです。
ワンポイントアドバイス
なぜを重ねていく途中で、原因として人名が出てきたら、それは真因にたどり着いていないサインだと考えましょう。そこで止めず、「その人がそうせざるを得なかった仕組みは何か」へ問いを進めてみてください。人ではなく仕組みへ視点を移すと、再発を防げる真因に近づけます。
解説詳細
正解はDです。なぜなぜ分析は、「なぜ」を繰り返し問いかけることで、表面的な原因の奥に隠れている根本原因(真因)まで到達するための手法です。Aの「責任者を一人決める」は犯人探しであり、原因を掘る目的とは異なります。Bの「打ち手を多く列挙する」は、原因分析の後に行う別の作業です。Cの「件数を数え上げる」も、問題を定量化する作業であって、なぜを繰り返す目的ではありません。あくまで「奥の真因に届くまで掘る」ことが、この手法のねらいです。