思考
問題解決の基礎問題集
Q.
「いまは基準を満たしているが、もっと高い目標を新たに掲げたことで生じるギャップ」を指す問題の型はどれか。
ポイント
発生型は「基準割れを元に戻す(マイナスをゼロに戻す)」問題、設定型は「より高い目標を置いて生み出す(プラスを取りにいく)」問題です。どちらの型かによって、守りの改善か攻めの改善かが分かれます。問題には性質の異なる型がある、と覚えておきましょう。
ワンポイントアドバイス
改善テーマを任されたら、まず「割れた基準を元に戻す話なのか、新しい目標を取りにいく話なのか」を最初に見極めてみましょう。型をはっきりさせておくと、打ち手の方向性がぶれず、守るべきか攻めるべきかの判断がしやすくなります。着手前のひと仕分けが効きます。
解説詳細
正解はAです。いまは基準を満たしているのに、自ら高い目標を新たに掲げたことで生まれるギャップは、「設定型(あるべき姿追求型)」の問題と呼ばれます。これは、より高いところを取りにいくために自分で作り出す問題です。一方、Bの「発生型(基準割れ型)」は、現状が既存の基準を下回って生じる問題で、設定型とは向きが逆です。Cの「偶発型」やDの「模倣型」は、問題解決の標準的な型分けには存在しない造語であり、定義として誤りです。