思考
問題解決の基礎問題集
Q.
真因が特定できた後、打ち手を考える初期段階の進め方として最も適切なものはどれか。
ポイント
打ち手は「広げてから絞る」のが鉄則です。最初に浮かんだ1案や、やり慣れた案にいきなり飛びつくと、より効く手を見逃してしまいます。発散(出し切る)と収束(絞り込む)を分けて行う、という点が核心です。
ワンポイントアドバイス
打ち手は「最低3案」を出してから比べる、という癖をつけてみましょう。複数案を並べる手間をかけるだけで、思いつきの1案でそのまま突っ走ってしまう失敗を防げます。最初の案が良さそうに見えても、いったん候補を増やしてから選ぶ、という順番を守ってみてください。
解説詳細
正解はDです。打ち手を考える初期段階では、まず複数の案を広げて出し(発散)、そのうえで効果や実現性で評価して絞り込む(収束)のが基本です。Aの「最初の1案をすぐ実行」は、比較する前に走り出すため、より良い手を取りこぼします。Bの「過去にやった打ち手だけ」やCの「費用がかからない案だけ」も、最初から選択肢を狭めてしまい、本来あり得たより効果的な打ち手を検討の外に置くことになります。広げる前に絞ってしまう点が、これらの誤りです。