思考
問題解決の基礎問題集
Q.
対症療法と恒久対策の違いとして最も適切なものはどれか。
ポイント
応急処置(対症療法)と再発防止(恒久対策)は、果たす役割が違います。応急処置で症状を止めても、恒久対策をしないかぎり、同じ問題はまた起きてしまいます。「いま止める」と「二度と起こさない」を分けて考える、という点が核心です。
ワンポイントアドバイス
急場をしのいだら、必ず「これは応急処置だったのか、それとも再発を防ぐ対策だったのか」を確認しましょう。応急処置だけで案件を閉じてしまうと、しばらくして同じ問題がぶり返します。火を消したら、次に火種そのものを断つ一手まで打つ、と決めておくと再発を防げます。
解説詳細
正解はAです。対症療法は表面の症状を一時的に抑える応急処置であり、恒久対策は真因を取り除いて再発を防ぐ対策で、これが定義どおりの違いです。Bの「費用の高い・かからない」は、両者を分ける基準ではありません。Cの「上司が行う・部下が行う」も、担当者で決まるものではなく、誤りです。Dの「呼び方が違うだけで中身は同じ」も、両者は目的のまったく異なる別物なので、同一視するのは誤りです。応急処置か再発防止か、という目的の違いで区別します。