リーダーシップ
リーダーシップ問題集
Q.
リーダーの「特性論(特性アプローチ)」が前提としていた考え方はどれか。
ポイント
特性論は、「リーダーは何を持っているか(資質)」に注目した立場です。優れたリーダーに共通する特性を見いだそうとした点が核心ですが、資質だけでは説明しきれないと後に批判されたという経緯もあわせて押さえておきましょう。
ワンポイントアドバイス
「自分には素質がないから」とリーダーシップを諦めてしまう前に、後の設問で出てくる行動論の発想、つまり「リーダー行動は学べる」という考え方を思い出してみましょう。資質ではなく行動に目を向けると、自分にもチームにも育成の余地が見えてきます。
解説詳細
正解はBです。特性論(特性アプローチ)は、優れたリーダーには共通する資質・特性がある、という前提に立った初期のアプローチで、リーダーが何を持っているかという資質に注目しました。Aの「状況によって有効な型が変わる」は条件適合理論の前提、Cの「訓練によって後から習得できる」は行動論の発想、Dの「部下の成熟度に合わせて関わり方を変える」はSL理論の前提であり、いずれも特性論の主張ではありません。特性論はのちに、資質だけではリーダーシップを十分に説明できないと批判されました。