ビジネスマナー
敬語・言葉遣い問題集
Q.
「(部長が)資料を見る」を尊敬語にした表現として正しいものはどれか。
ポイント
「見る」の尊敬語は「ご覧になる」です。謙譲語の「拝見する」を相手の動作に使ってしまわないことが大切です。自分を下げる謙譲語に尊敬の語を付け足しても正しい尊敬語にはならない、という点も合わせて覚えておきましょう。
ワンポイントアドバイス
相手に何かを見てほしいときは「ご覧ください」と言えるようにしておきましょう。つい「拝見してください」と言ってしまいがちですが、これは相手に謙譲語を使う誤りです。「ご覧ください」を定型として口になじませておくと、安心して相手にお願いできます。
解説詳細
正解はDです。「見る」の尊敬語は「ご覧になる」で、主語が相手である部長の動作には、この形を使います。Aの「拝見する」は「見る」の謙譲語で、自分の動作に使うものなので、相手には当てられません。Cの「拝見なさる」は、謙譲語「拝見する」に尊敬の「なさる」を付け足した形で、自分を下げる語と相手を高める語が混ざってしまう誤りです。Bの「見られてさしあげる」は、意味としても成り立たない不適切な表現です。相手が「見る」場面では尊敬語「ご覧になる」を使う、という点をしっかり押さえておきましょう。