ビジネスマナー
敬語・言葉遣い問題集
Q.
「お茶」「ご案内」のように、物事を上品に言うために語頭に付ける「お・ご」を指す呼び方として最も適切なものはどれか。
ポイント
「お・ご」は美化語です。動作の主語を問わず物事を上品に言うためのもので、相手の動作を高める尊敬語や、自分の動作を低める謙譲語とは区別します。「お・ご」を付けたこと自体は、尊敬や謙譲とは別の働きだと理解しておきましょう。
ワンポイントアドバイス
「お・ご」を付けたから敬語が成り立った、と安心してしまわないようにしましょう。文の品位は整っても、肝心の動詞が尊敬語・謙譲語として正しく選べているかは別の問題です。「お・ご」を添えたあとに、動詞の形まで合っているかを確認する習慣をつけてみてください。
解説詳細
正解はDです。「お茶」「ご案内」のように、物事を上品に言うために語頭へ付ける「お・ご」は美化語と呼ばれ、丁寧語の一種として扱われます。動作の主語を問わず、言葉づかいの品位を整えるために使われるものです。Aの尊敬語は相手の動作を高めるもの、Bの謙譲語は自分の動作を低めるもので、いずれも美化語とは役割が異なります。Cの二重敬語は、同じ種類の敬語を重ねてしまう誤りのことであり、これも別物です。「お・ご」は美化語であって、尊敬語や謙譲語とは区別して考える、という点を押さえておきましょう。