ビジネスマナー
敬語・言葉遣い問題集
Q.
「謙譲語」の説明として最も適切なものはどれか。
ポイント
謙譲語は「自分側の動作」を低める敬語です。主語が自分や身内のときに使い、自分を下げることで相手を立てます。尊敬語が相手の動作を上げるのに対し、謙譲語は自分の動作を下げる、という方向の違いを押さえておきましょう。
ワンポイントアドバイス
自分が「する・行く・見る」と言いたくなった場面では、まずその動詞を謙譲語に置き換えられないか確認してみましょう。自分の動作はへりくだって表す、という意識を先に持っておくと、自分の振る舞いに尊敬語を当ててしまう誤りを避けられます。
解説詳細
正解はCです。謙譲語は、動作の主語が自分や身内であるときに、自分側の動作を低めることで、結果として相手を立てる表現です。たとえば「見る」を「拝見する」に変えるように、自分の振る舞いを一歩下げて述べます。Aの「相手の動作を高めて敬意を示す表現」は尊敬語の説明で、主語が相手のときに使うものです。Bの「文末を整える表現」は丁寧語の説明であり、別の軸です。Dの「上品に言うための表現」は美化語にあたり、謙譲語とは役割が異なります。謙譲語は「自分側の動作」を低めるもの、と整理しておきましょう。