ビジネスマナー
敬語・言葉遣い問題集
Q.
尊敬語と謙譲語を使い分けるときの基準として最も適切なものはどれか。
ポイント
尊敬語と謙譲語の判定軸は「主語が相手か自分か」です。この一点で、どちらを使うかが決まります。文の長短や、話し言葉か書き言葉か、相手の上下といった要素では決まらない、という点を取り違えないようにしましょう。
ワンポイントアドバイス
敬語に迷ったときは、言葉を選ぶ前に「この動作をするのは誰か」を口のなかで一度確認してみましょう。主語を見定めてから尊敬語か謙譲語かを取り出す手順を習慣にすると、とっさの場面でも種類を取り違えにくくなります。
解説詳細
正解はAです。尊敬語と謙譲語の使い分けの基準は、「その動作をするのが誰か」という一点にあります。動作の主語が相手なら尊敬語、自分や身内なら謙譲語を使う、という対応で決まります。Bの「文の長さ」で決めるという考え方は基準になりません。Cの「話し言葉か書き言葉か」も、敬語の種類を左右するものではありません。Dの「目上には尊敬語、目下には謙譲語」も誤りで、たとえ相手が目下であっても、自分の動作を述べるときには謙譲語を使います。あくまで主語が相手か自分かで判断する、という点が核心です。