ビジネスマナー
敬語・言葉遣い問題集
Q.
「(自分が)お客様から書類をもらう」を謙譲語にした表現として正しいものはどれか。
ポイント
自分が「もらう」のは謙譲語「いただく」です。相手が「くれる」場合の尊敬語「くださる」とは、主語がそもそも違います。受け取るのが自分なのか、渡してくれるのが相手なのか、という主語の違いで語を選び分けましょう。
ワンポイントアドバイス
受け取る側が自分であれば「いただきます」、相手が渡してくれた事実を述べるなら「くださいました」と、場面に応じて言い分けられるようにしておきましょう。同じやり取りでも、視点を自分に置くか相手に置くかで使う語が変わる、という感覚を持っておくと混同しません。
解説詳細
正解はDです。自分が「もらう」の謙譲語は「いただく(頂戴する)」で、「お客様から書類をいただく」が正しい形です。Aの「くださる」とBの「お渡しになる」は、どちらも相手の動作を高める尊敬語であり、主語が相手になってしまうため、自分が「もらう」場面とは別物です。Cの「もらわれる」は、自分の動作である「もらう」に尊敬の「れる」を付けてしまった誤りです。自分が受け取るときは謙譲語「いただく」を使う、という点をしっかり押さえておきましょう。