ビジネスマナー
敬語・言葉遣い問題集
Q.
「(社長が)判断する」を尊敬語にした表現として正しいものはどれか。
ポイント
「する」は、尊敬語が「なさる」、謙譲語が「いたす」です。相手の動作なら「なさる」を使います。「ご〜いたす」は謙譲の型なので、相手の動作に当ててはいけない、という点も合わせて覚えておきましょう。
ワンポイントアドバイス
「いかがなさいますか」というひと言を定型として覚えておきましょう。相手の「する」を尊敬語にする練習として使いやすく、これが自然に口から出るようになると、「ご判断なさる」のような形もスムーズに組み立てられるようになります。
解説詳細
正解はBです。「する」の尊敬語は「なさる」で、「判断する」を相手の動作として高めるなら「ご判断なさる」が正しい形になります。AとDの「いたす」は「する」の謙譲語で、相手の動作には使えません。とくにAの「ご判断いたす」は、「ご〜いたす」という謙譲の型になっており、相手を高めるどころか自分側の表現になってしまいます。Cの「判断させていただく」も、自分側でへりくだる謙譲的な表現であり、社長の動作を高める言い方ではありません。「する」は、相手なら尊敬語「なさる」、自分なら謙譲語「いたす」と分かれる、という点を押さえておきましょう。