Q.
「原価率」の説明として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は B です。原価率とは、売上高に占める売上原価の割合のことで、「売上原価 ÷ 売上高 × 100」で求めます。売上のうち何割が原価で消えているかを示す指標です。原価率が低いほど、粗利として残る割合は大きくなります。粗利率と表裏一体の関係にあると覚えておきましょう。
ポイント
原価率の核心は、粗利率と足すと100%になるという関係です。原価率が高いということは、それだけ売上が原価に食われ、粗利が薄いことを意味します。原価率を下げる工夫は、そのまま粗利率を上げる工夫につながる、という両者のつながりを押さえましょう。
ワンポイントアドバイス
自社の原価率を出したら、「これを1ポイント下げたら粗利はいくら増えるか」を試算してみましょう。原価率の改善が利益に直結することを数字で実感できます。仕入交渉や歩留まり改善の効果を語るときの、説得力ある材料になります。
解説詳細
原価率は売上に占める原価の割合
正解はBです。原価率は、売上高のうち売上原価がどれだけの割合を占めるかを示す指標で、「売上原価 ÷ 売上高 × 100」で計算します。たとえば売上1,000万円に対し原価600万円なら、600 ÷ 1,000 × 100 = 60%が原価率です。原価率と粗利率を足すと必ず100%になるため、片方が分かればもう片方も求められます。
他の選択肢が誤りである理由
Aの「売上高に占める粗利の割合」は、原価率ではなく粗利率の説明なので誤りです。Cの「売上原価に占める粗利の割合」は、分母が売上原価になっており、原価率の定義(分母は売上高)と異なるため誤りです。Dの「販管費の割合」は、粗利よりも下の段階で扱う費用の比率であり、売上原価を対象とする原価率とは別の指標なので誤りです。