マネジメント
コーチング・部下育成問題集
Q.
部下がミスをしたとき、相手を追い込まずに次につなげる問いかけはどれか。
ポイント
「なぜ(why)」で原因を追及するより、「何が(what)」「どうすれば(how)」で事実と次の一手に向けると、詰問になりにくくなります。これが問いの向きを変える原理です。ミスの場面ほど「なぜ」と言いたくなるのがつまずきどころなので、意識して言い換えましょう。
ワンポイントアドバイス
部下のミスに「なぜ遅れたの?」と言いそうになったら、いったん止めて「何が起きてた?」に言い換えてから話を聞いてみましょう。問いの入り口を事実確認に変えるだけで、相手は責められていると感じず、状況を素直に話してくれるようになります。
解説詳細
正解はDです。「何が起きていたのか、次はどうすればうまくいきそう?」という問いは、状況を確認したうえで視点を次の行動へ向けるため、相手を責めずに改善を引き出せます。一方、Aの「どうしてできなかったの?」、Bの「なぜ毎回間違えるの?」、Cの「何回言えば分かるの?」は、いずれも「なぜできなかったのか」を問う原因追及・非難になりがちです。こうした問いは相手に言い訳や防御を促してしまい、前向きな改善にはつながりません。問いの矛先を、過去の責任ではなく次の一手に向けることが鍵です。