コミュニケーション
ビジネスコミュニケーション問題集
Q.
メンバーの意見が二つに割れて議論が平行線になった。進行役(あなた)が合意形成に向けて取るべき対応はどれか。
ポイント
案が割れたときは、「案」ではなく「判断基準(何を重視するか)」をそろえると決まりやすい、という点が核心です。どちらの案がよいかを直接ぶつけ合うより、何を優先して選ぶのかという物差しを先に一致させるほうが、合意に近づきます。
ワンポイントアドバイス
「コスト・スピード・品質のどれを優先するか」など、判断の軸を先に一つ決めてから、案を比べてみましょう。軸が定まっていないと、それぞれが違う基準で良し悪しを語り、平行線が続きます。比べる前にものさしをそろえておくことが、割れた議論を決着させるうえで効果的です。
解説詳細
正解はAです。意見が二つに割れたときは、両案の長所・短所や判断基準(何を重視するか)を整理し、評価する軸をそろえてから検討するのが進行役の役割です。軸がそろえば、案そのものではなく基準で比べられるようになり、議論が前に進みます。Bのように自分の好みで一方に即決し議論を打ち切るのは、納得を置き去りにします。Cのように結論を保留して各自バラバラに動かせるのも、合意の共有を放棄しています。Dのように立場が上の人の意見へ自動的に合わせるのも、納得を伴う合意にはつながりません。