コミュニケーション
ビジネスコミュニケーション問題集
Q.
提案に対し誰からも発言がなく沈黙が続いた。合意形成の観点で適切な解釈・対応はどれか。
ポイント
沈黙は同意ではない、という点が核心です。合意は、言葉に出して確認して、はじめて成立します。何も言われないことを「賛成」と都合よく受け取らず、本当に納得しているかを確かめる一歩を惜しまないことが大切です。
ワンポイントアドバイス
場が静かなときは、「この方向で進めて問題ない人は、一言もらえますか」と、一人ずつ反応を求めてみましょう。全体に問うだけでは、沈黙がそのまま続いてしまいがちです。発言のハードルを下げて一人ずつ声を引き出すことが、見えない反対や不安を表に出すうえで効果的です。
解説詳細
正解はCです。発言がないこと(沈黙)は、必ずしも賛成を意味しません。考え中であったり、言い出しづらかったりするだけのこともあるため、「この方針でよいか」と明示的に合意を確認する必要があります。Aのように沈黙を賛成とみなして進めると、後から「本当は反対だった」というずれが表面化します。Bのように無関心と決めつけて議題を取り下げるのも、沈黙を一方的に解釈した対応です。Dのように発言しない人を会議から外すのも、沈黙の理由を確かめないまま切り捨てる誤りです。