このレッスンで学ぶこと
- 定型メール・お礼メール・催促メールをAIで素早く下書きする方法
- メールの「トーン」をプロンプトで制御するテクニック
- AI下書きを実務品質に仕上げるための修正ポイント
本文
ビジネスメールは1日に何通書いていますか。お礼、依頼、報告、催促、謝罪。内容は毎回異なるものの、構成やトーンにはパターンがあります。このパターン部分をAIに任せれば、メール作成時間を大幅に削減できます。
基本の使い方:要件を箇条書きで伝える
メールをAIに書かせるとき、最も効果的なのは「伝えたい要件を箇条書きで渡す」方法です。文章で長々と説明するより、ポイントを簡潔に伝えるほうがAIは的確に動きます。
以下の要件でビジネスメールの下書きを作成してください。
【種類】お礼メール
【宛先】取引先の部長(面識あり・やや丁寧な関係)
【要件】
- 先日の打ち合わせのお礼
- 提案内容を社内で前向きに検討中であること
- 来週中に正式な回答を送る予定であること
【トーン】丁寧だが堅すぎない、温かみのある文体
【文字数】200〜300字程度
ここで重要なのは「トーン」の指定です。ビジネスメールでは、相手との関係性によって文体を変える必要があります。AIに「丁寧だが堅すぎない」「フォーマルに」「カジュアルに」など、トーンを指定することで、場面にふさわしい文体を生成できます。
催促メールのコツ
特に書きにくいのが催促メールです。相手に失礼にならないよう配慮しつつ、要件は明確に伝えなければなりません。こうした「気を遣う文章」こそAIの得意分野です。
以下の要件で催促メールの下書きを作成してください。
【状況】見積書の提出期限が3日過ぎている
【宛先】外注先の担当者(長い付き合い)
【伝えたいこと】
- 見積書の進捗確認
- 社内稟議の期限が迫っていること
- 困っている場合はサポートする用意があること
【トーン】相手を責めず、協力的な姿勢を示す
修正のポイント
AI下書きをそのまま送るのは避けましょう。確認すべきは以下の3点です。
- 事実関係 — 日付、金額、固有名詞は正しいか
- 自分らしさ — 普段使わない表現が入っていないか(受信者が違和感を覚える可能性がある)
- 過剰な丁寧さ — AIは丁寧にしすぎる傾向があるため、冗長な敬語表現は削る
AIをメールの「下書き担当」と位置づけ、最終判断は自分で行う。この運用を徹底すれば、メール業務は確実に効率化できます。
確認クイズ
選択肢をタップすると正誤と解説が表示されます。
Q1AIにメールを書かせるとき、最も効果的な要件の伝え方はどれか。
Q2プロンプトで「トーン」を指定する主な理由はどれか。
Q3AI下書きメールの修正時に確認すべき点として、本文で挙げられていないものはどれか。