Q.
OJTとOff-JT(職場を離れた研修)の役割分担の考え方として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は D です。OJTとOff-JTは対立するものではなく、役割分担で補完し合います。体系的な知識やフレームワークは職場を離れたOff-JT(集合研修・座学)で効率よく学び、それを実際の業務で応用し定着させるのはOJTが担います。両者を組み合わせることで、知識と実践の両面から育成できます。
ポイント
ポイントは、両者が「補完関係」にあるという理解です。コスト比較で一方に寄せる(A)、新旧で置き換える(B)、管理上の都合で片方に統一する(C)のは、それぞれの役割を見落としています。知識はOff-JT、応用・定着はOJT、という分担が原理です。
ワンポイントアドバイス
研修を受けさせたら、それで終わりにせず、「学んだことを次の業務でどう使うか」をOJTで結びつけましょう。座学で得た知識は、現場で使って初めて定着します。Off-JTとOJTを別物にせず、研修後の実務とセットで設計すると、学びが現場の行動に変わります。
解説詳細
OJTとOff-JTは補完し合う
OJT(職場の実務を通じた指導)とOff-JT(職場を離れた集合研修・座学)は、それぞれ得意分野が異なります。体系的な知識・理論・共通の型はOff-JTでまとめて効率よく学べ、その知識を実際の業務で応用し、現場で定着させるのはOJTが担います。両者を役割分担して組み合わせることで、知識と実践がつながり育成効果が高まります。
ほかの選択肢が誤りである理由
Aは費用だけを理由にOJTへ寄せていますが、体系知識の習得はOff-JTの方が効率的な場合があり、コストだけで判断するのは不適切です。Bの「OJTを古いとしてOff-JTに全置換」は、実地での応用・定着という現場でしか担えない役割を無視しています。Cの「管理が楽だから片方に統一」も、両者の役割の違いを見落とした都合論です。役割分担を述べたDが適切です。