Q.
相手の防御的な反応を招きにくい「Iメッセージ(私を主語にした伝え方)」の例として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は B です。Iメッセージは、「あなたは〜だ」と相手を主語に決めつけるのではなく、「私は〜と感じた・困った」と自分を主語にして伝える方法です。「連絡がないと、私は不安になる」は自分の受け止めを述べているため、相手は責められたと感じにくく、対話が続きやすくなります。
ポイント
ポイントは、主語が「あなた(You)」か「私(I)」かという点です。「あなたは〜だ」(A)、「普通は〜」(C)、「みんなが〜と言う」(D)はいずれも相手や世間を主語にした決めつけ・伝聞で、防御を招きます。自分の感じ方として語るのがIメッセージです。
ワンポイントアドバイス
指摘の言葉が「あなたは」で始まりそうになったら、「私は」で言い直してみましょう。「あなたは雑だ」ではなく「私はこの点が気になった」と置き換えるだけで、相手は攻撃と受け取りにくくなります。事実の指摘にこのIメッセージを添えると、改善の話し合いに入りやすくなります。
解説詳細
Iメッセージは「私」を主語にする
Iメッセージは、相手の行動について自分がどう感じたか・どう困ったかを、「私」を主語にして伝える方法です。「連絡がないと、私は状況が分からず不安になる」のように述べると、相手の人格を断定していないため、相手は防御に入りにくく、行動の話し合いに進めます。事実の指摘とセットで使うと効果的です。
ほかの選択肢が誤りである理由
Aの「あなたはいつも〜な人だ」は、相手を主語にした人格の決めつけ(Youメッセージ)で、防御や反発を招きます。Cの「普通は〜するものだ」は世間の常識を持ち出して相手を否定する言い方です。Dの「みんなが〜と言っている」は伝聞による圧力で、誰の話か検証もできません。私を主語にしたBがIメッセージです。