Q.
ある作業 B の最早開始は2日目、最遅開始は4日目だった。B のトータルフロート(総余裕)は何日か。
解説まとめ
正解は A です。トータルフロートは「最遅開始 - 最早開始」で求められ、4 - 2 = 2日となります。これは、後続やプロジェクト全体の完了を遅らせずに、この作業を最大2日まで遅らせられる余裕があることを意味します。フロートの基本計算をそのまま問う問題です。
ポイント
核心は「トータルフロート=最遅開始 - 最早開始(=最遅終了 - 最早終了)」という定義式です。値が0なら余裕がなく、その作業はクリティカルパス上にあります。今回は2日の余裕があるため、B はクリティカルパスではない、という読み取りも併せて押さえましょう。
ワンポイントアドバイス
作業に余裕があるかどうかは、最早と最遅の差を取るだけで判断できます。フロートが0の作業はリスト化して重点監視し、フロートのある作業は資源の融通先として活用しましょう。余裕日数を把握しておくと、急な割り込みが入ったときにどこを動かせるかを即断できます。
解説詳細
トータルフロートは最遅と最早の差
トータルフロート(総余裕)は、後続作業やプロジェクト全体の完了日を遅らせることなく、その作業を遅らせられる最大の余裕日数です。計算式は「最遅開始(LS)- 最早開始(ES)」であり、最遅終了(LF)- 最早終了(EF)でも同じ値になります。本問では最早開始が2日目、最遅開始が4日目なので、4 - 2 = 2日がトータルフロートです。これは作業 B を最大2日まで遅らせても全体に影響しないことを意味します。
ほかの選択肢が誤りである理由
B の0日は、最早開始と最遅開始が一致する場合、すなわちクリティカルパス上の作業の値であり、今回は両者が異なるため当てはまりません。C の4日は最遅開始の値そのもので、差を取らずに数値を流用した誤りです。D の6日は2と4を足した値ですが、フロートは加算ではなく差で求めるため誤りです。正しくは差の2日で、正解は A です。