人事
オンボーディング問題集
Q.
育成計画の到達目標として、最も適切な書き方はどれか。
解説まとめ
正解はAです。到達目標は、「定型の受発注業務を手順書を見ながらひとりで処理できる」のように、観察できる行動で書くと達成の判定ができます。何を・どの条件で・どこまでできればよいかが明確だからです。一方で「理解する」「前向き」「意識が高い」といった内面の表現は、達成したかどうかを外から確かめられません。到達目標は行動で書くのが原則です。
ポイント
この設問の核心は、到達目標を「観察可能な行動」で書くという点です。「理解する」「前向き」「意識が高い」(B・C・D)は内面の状態で、達成を測れないのがつまずきどころです。「何をどこまでできるか」に言い換えられているかを確認しましょう。
ワンポイントアドバイス
到達目標を書いたら、「それは横で見ていて達成が分かるか?」と自分に問い直してみましょう。「理解する」と書いていたら「○○を説明できる」「○○を作成できる」に言い換えると、本人も達成を確認でき、振り返りのときに評価がぶれにくくなります。
解説詳細
到達目標は「観察できる行動」で書く
到達目標は、達成できたかどうかを誰が見ても判定できるよう、観察可能な行動で記述します。「手順書を見ながらひとりで処理できる」のように、対象・条件・到達水準が含まれていると、本人も教える側も達成を確認できます。これにより、振り返りや次の目標設定の土台が安定します。行動で書くことが、計画を機能させる前提です。
なぜ他の選択肢が誤りか
Bの「しっかり理解して前向きに」、Cの「早く一人前になって貢献している」、Dの「意識が高く責任感のある状態」は、いずれも内面の状態や抽象的な印象を述べたもので、外から達成を確かめられません。判定基準があいまいなため、振り返りで評価が人によって割れてしまいます。観察できる行動に落とせていない点が共通の誤りです。