Q.
「粗利率(売上総利益率)」の計算式として正しいものはどれか。
解説まとめ
正解は D です。粗利率は「粗利 ÷ 売上高 × 100」で計算します。売上高に対して粗利がどれくらいの割合を占めるかを百分率で表した指標です。分母が売上高である点がポイントで、原価や粗利を分母にしないよう注意しましょう。粗利率が高いほど、売上のうち手元に残る利益の割合が大きいことを意味します。
ポイント
粗利率の核心は「分母が売上高」という点です。粗利を売上原価で割ったり、売上高を粗利で割ったりすると、まったく別の比率になってしまいます。率を求めるときは「何に対する割合か」を意識し、ここでは売上高に対する粗利の割合だと押さえましょう。
ワンポイントアドバイス
粗利率を計算したら、「100% − 粗利率 = 原価率」になっているかを確かめてみましょう。粗利率と原価率は合わせて100%になります。この関係を使えば、どちらか一方が分かればもう一方もすぐに出せるので、暗算でのチェックに役立ちます。
解説詳細
粗利率は売上高を分母にする
正解はDです。粗利率(売上総利益率)は、粗利が売上高に占める割合を示す指標で、「粗利 ÷ 売上高 × 100」で求めます。たとえば売上高1,000万円に対し粗利が400万円なら、400 ÷ 1,000 × 100 = 40%が粗利率です。売上のうち何割が粗利として残るかを表すため、収益性を見るときの基本指標になります。
他の選択肢が誤りである理由
Aの「売上原価 ÷ 売上高 × 100」は、粗利率ではなく原価率の式なので誤りです。Bの「粗利 ÷ 売上原価」は分母が売上原価になっており、売上高を基準とする粗利率の定義から外れるため誤りです。Cの「売上高 ÷ 粗利」は分子と分母が逆で、割合としての意味をなさないため誤りです。正しくは粗利を売上高で割る形です。