Q.
書いた直後の文章を、より客観的に見直すための工夫として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は A です。書いた直後は意図が頭に残り、誤りに気づきにくいため、少し時間を置いてから読み手の立場で読み返すと、客観的に点検できます。音読すると、長すぎる文や不自然な言い回しにも気づきやすくなります。これは推敲を確かにするための基本的な工夫です。
ポイント
この問題の核心は「書き手の主観から距離を取る」点にあります。すぐ送る(B)や見直しを省く(C)と、主観のまま誤りが残ります。見た目だけ整える(D)のは中身の点検になりません。時間を置く・音読する・読み手目線で読む、が客観視のための具体策です。
ワンポイントアドバイス
重要なメールや文書は、書いたあと数分でも時間を置いてから読み返してみましょう。可能なら声に出して読むと、黙読では見落とす不自然さに気づけます。「自分が読み手だったらすぐ分かるか」を問いながら読むと、独りよがりな表現を減らせます。
解説詳細
客観視は主観から距離を取ること
書いた直後は、書き手の頭の中に意図や前提が残っているため、文面に誤りやあいまいさがあっても気づきにくくなります。少し時間を置いてから、読み手の立場で、できれば音読して読み返すと、主観から距離を取って点検できます。音読は、目だけでは飛ばしてしまう長い文や言い回しの不自然さにも気づかせてくれます。
ほかの選択肢が誤りである理由
Bの「勢いのまま送る」は、点検の機会を捨てており、誤りがそのまま残ります。Cの「見直しを省く」は推敲を行わない状態で、客観視とは正反対です。Dの「見た目を整えるだけ」は、文の中身の正確さやあいまいさを点検していません。時間を置き読み手目線で読み返すAが、客観的な見直しの工夫です。