Q.
推敲で「重複(同じ内容の繰り返し)」を削るべき例として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は D です。「会議は10時開始です。会議のスタートは10時です」は、同じ事実を言い換えて二度述べた重複なので、一方を削って「会議は10時開始です」と一文にするのが重複削除です。重複削除とは、同義の繰り返しを見つけて一度だけ述べることです。意味を変えずに文章を短くできます。
ポイント
この問題の核心は「同じ内容が二度書かれていないか」を見る点にあります。Dは「10時開始」を言い換えて二度述べた典型的な重複です。A・B・C は重複ではなく、削ると情報が欠けたり整理の仕方が変わるだけです。「同義の繰り返し」を狙って削るのがコツです。
ワンポイントアドバイス
書いた文章で、同じ事実を別の言い方で二度述べていないか探してみましょう。「開始は10時」「スタートは10時」のような繰り返しは、一方を削れば意味は変わりません。一度言ったことを言い換えて再度書きたくなったら、本当に必要か確かめてみてください。
解説詳細
重複削除は同義の繰り返しを一度にする
重複削除とは、同じ内容・同じ事実を二度以上述べている箇所を見つけ、一度だけ述べる形に整える推敲です。「会議は10時開始です。会議のスタートは10時です」は、同じ事実を言い換えて繰り返しているだけなので、一文に削っても情報は失われません。繰り返しを削ると文章が短くなり、要点がぼやけません。
ほかの選択肢が誤りである理由
Aは「月曜と火曜」を読点に整えただけで、同じ内容の繰り返しではありません。Bは送付の連絡と添付の案内という別々の内容で、重複していません。Cは語順を変えただけで内容の繰り返しはありません。同じ事実を二度述べているのはDだけなので、重複削除の例として正しいのはDです。