Q.
「自社は競合より製造コストが高い」という事象は、SWOTのどれに分類するのが適切か。
ポイント
「高コスト=脅威」と混同しがちですが、原因が自社の中にあるなら弱みです。判断の決め手は、その事象の出所が内部か外部かという点にあります。言葉の印象ではなく、原因のありかで分類しましょう。
ワンポイントアドバイス
「コストが高い」を脅威欄に書きそうになったら、その原因が原材料市況のような外部にあるのか、それとも自社の工程のような内部にあるのかを確認しましょう。原因が内部であれば、弱みへ移すのが正しい置き場所です。
解説詳細
正解はAです。高コスト体質は、自社の内部にあるマイナスの要因なので、弱みに分類されます。Bの脅威は外部環境の逆風を指しますが、製造コストの構造は自社内部の話なので当てはまりません。Cの機会は外部のプラス要因なので、該当しません。Dの強みはプラスの要因なので、マイナスである高コストとは逆になります。「コストが高い」と聞くと脅威に置きたくなりがちですが、その原因が自社の工程など内部にあるなら、これは弱みです。事象の出所を確かめてから置き場所を決めましょう。