Q.
「ターゲットは広く取るほど売上が増えるので、できるだけ絞らない方がよい」という考えへの指摘として最も適切なものはどれか。
ポイント
「広い=得」ではありません。標的を絞ることで訴求が鋭くなり、資源も集中できます。ただし絞りすぎて規模が不足すると今度は別の問題が起きるため、広げすぎ・絞りすぎのどちらにも偏らないバランスが核心です。
ワンポイントアドバイス
「みんなに売りたい」という要望が出てきたら、まず最も勝てる1〜2セグメントに絞った案を作ってみましょう。そのうえで、薄く広げた案と成果見込みを並べて比べて見せると、絞ることの利点が相手にも伝わり、建設的に方針を決めやすくなります。
解説詳細
正解はAです。標的を広く取るほど売上が増える、とは限りません。標的を広げると、メッセージが総花的になって訴求が薄まり、限られた資源も分散してしまうため、かえって効果が落ちることがあります。だからこそ、魅力度と自社適合を基準に絞り込むのが原則です。Bの「常に市場全体にすべき」や、Cの「狭いほど必ず利益が増えるので1人に絞れ」は、いずれも極端で誤りです。Dの「広さは売上と一切関係ない」も誤りで、標的の広さは効果に影響します。広さは「得」とは限らない、という点を押さえましょう。