Q.
全員がまったく同じ値のデータ(例: 5, 5, 5, 5)の分散はいくつか。
ポイント
ばらつきがまったく無い、つまり全データが同じ値であれば、分散は0になります。逆にいえば、分散が0なら「全データが同じ値である」と言える、ということです。分散0という結果が何を意味するのかを、両方向から捉えておきましょう。
ワンポイントアドバイス
集計結果の分散が0になっていたら、「全件が同じ値になっているのでは」と一度疑ってみましょう。入力ミスや、一定値が自動で入力されてしまっているケースが紛れていないかを確認するきっかけになります。0という値を、データを見直す合図として活用してください。
解説詳細
正解はAの0です。全員がまったく同じ値の場合、平均もその値と一致するため、各値と平均の差(偏差)はすべて0になります。0を二乗しても0なので、それらを平均した分散も0になります。Bの5は値そのもの、Cの20は合計(5×4)、Dの25は値を二乗した数字ですが、いずれもデータのばらつきとは無関係であり、分散の値にはなりません。分散はあくまで「平均からの散らばり」を表すものなので、散らばりがまったく無いこのケースでは0になる、と理解しておきましょう。