Q.
「標準偏差」と「分散」の関係として正しいものはどれか。
ポイント
分散の平方根(ルート)をとったものが標準偏差です。分散は偏差を二乗しているため元データと単位がずれますが、標準偏差は平方根によって単位が元に戻るため、元データと同じ尺度で解釈できて分かりやすい、という利点があります。
ワンポイントアドバイス
ばらつきの大きさを人に説明するときは、分散ではなく、単位が揃う標準偏差を使って伝えましょう。「平均±◯◯(標準偏差)」という形で示すと、相手はデータがどのくらいの幅で散らばっているかをイメージしやすくなります。伝える相手に合わせて指標を選んでみてください。
解説詳細
正解はCです。標準偏差は、分散の平方根(ルート)をとった値です。分散は計算の途中で偏差を二乗しているため、元のデータとは単位が合わなくなっています。そこで平方根をとることで単位を元に戻し、解釈しやすくしたものが標準偏差です。Aの「分散を二乗した値」は逆の操作で誤りです。Bの「常に同じ値」も誤りで、二乗・平方根の関係にある以上、両者は基本的に異なる値になります。Dの「分散の逆数」も、まったく別の関係であり誤りです。分散から平方根をとって標準偏差になる、というつながりを押さえておきましょう。