Q.
散布図に1点だけ大きく離れた点(外れ値)がある。相関係数への影響として最も適切なものはどれか。
ポイント
相関係数は外れ値に弱く、極端な1点で値が大きく変わることがあります。だからこそ、相関係数という数値だけを見て判断せず、散布図で外れ値の有無を確認することが大切です。数値と図を両方見る、という習慣がここでも効いてきます。
ワンポイントアドバイス
相関係数を出したら、必ず散布図も描いてみましょう。大きく離れた点があれば、その1点が結論を作ってしまっていないか、つまり「その点を除いても同じ傾向が残るか」を確かめてみてください。外れ値に結論を左右されていないかをチェックする習慣が、誤った分析を防ぎます。
解説詳細
正解はDです。相関係数はすべてのデータを使って計算するため、たった1点でも大きく離れた外れ値があると、その1点に引っ張られて値が大きく動くことがあります。Aの「影響を受けない」は誤りで、相関係数は外れ値に対して敏感です。Bの「0に近づく」やCの「+1に近づく」は、外れ値の位置によって相関係数がどちらにも動きうるため、一定方向に動くと決めつけているこれらの選択肢は誤りです。外れ値が相関係数を一方向へ必ず動かすわけではなく、ケースによって上げたり下げたりする、という点を押さえておきましょう。