Q.
相関係数が 0 に近いとき、2つの量の関係として最も正しいものはどれか。
ポイント
相関係数が0付近というのは「直線的な関係が薄い」という意味です。ここで注意したいのは、それが「あらゆる関係が無い」ことを意味するわけではない、という点です。U字のような曲線的な関係は、相関係数では拾いきれないことがある、と理解しておきましょう。
ワンポイントアドバイス
相関係数が0に近くても、散布図は必ず確認しましょう。U字型のような曲線の関係は、相関係数という数値だけでは拾えないため、図で点の形そのものを見て判断する必要があります。「数値が0だから無関係」と決めつけず、まず図を眺めてみる習慣をつけてください。
解説詳細
正解はBです。相関係数が0に近いときは、2つの量が直線的に一緒に増減する傾向がほとんど見られない、つまり直線的な相関が弱い状態を表します。Aの「増える傾向が強い」やCの「減る傾向が強い」は、いずれも相関係数の絶対値が大きい、強い相関の話であり、0付近という条件とは合いません。Dの「2つの量の値がほぼ等しい」は相関の意味とは無関係です。なお、相関係数が0に近いのは、あくまで「直線的な関係が薄い」という意味であって、曲線的な関係まで無いと断言できるわけではない、という点も覚えておきましょう。