Q.
相関係数が −0.9 のとき、2つの量の関係として最も正しいものはどれか。
ポイント
マイナスの符号は「逆方向に連動する」ことを意味します。そして絶対値が1に近ければ、たとえ符号がマイナスでも関係は強い、ということです。「マイナス=弱い」ではなく、符号は向き・絶対値は強さ、と分けて捉えるのが核心です。
ワンポイントアドバイス
「マイナスだから関係が弱いのだろう」と読むのは誤解のもとです。−0.9 のような値は「強く逆向きに連動している」と読みましょう。符号(向き)と絶対値(強さ)を切り離して読む癖をつけておくと、負の相関を見たときに判断を誤らずにすみます。
解説詳細
正解はDです。相関係数 −0.9 は、まず符号がマイナスなので「一方が増えると他方は減る」という負の相関を表します。そして絶対値が0.9と1に近く大きいため、その関係はかなり強い、と読み取れます。Aの「一方が増えると他方も増える」は符号が逆で、正の相関の説明なので誤りです。Bの「ほとんど関係がない」やCの「まったく関係がない」は、絶対値が0.9と大きいことと矛盾するため誤りです。マイナスの符号は関係が弱いことを意味するのではなく、あくまで向きが逆であることを示しているだけだ、という点に注意しましょう。