Q.
2つの量の関係の強さと向きを表す「相関」の説明として最も正しいものはどれか。
ポイント
相関とは「2つの量が一緒に動く傾向」のことです。ここで大切なのは、相関が分かっても「どちらが原因か」までは相関だけでは言えない、という点です。一緒に動いていることと、一方が他方の原因であることは別だ、と区別しておきましょう。
ワンポイントアドバイス
「AとBに相関がある」と聞いても、すぐに「Aを増やせばBが増える」と決めつけないようにしましょう。それが単に一緒に動いているだけなのか、本当に一方が原因と言えるのかを、いったん切り分けて考えてみてください。この一呼吸が、早とちりの判断を防ぎます。
解説詳細
正解はBです。相関とは、2つの量が一緒に増減する傾向、つまりその関係の強さと向きを表すものです。Aの「1つが原因でもう1つが必ず結果になる」は因果関係の説明であり、相関とは別の概念です。相関は「一緒に動く傾向」を示すだけで、どちらが原因かまでは語りません。Cの「2つの量の平均が等しいこと」は相関の定義とは無関係で、平均の一致は関係の強さとは別の話です。Dの「2つの量の合計を表す」も誤りで、相関は合計を表す指標ではありません。相関は、あくまで2つの量がどのように連動するかの傾向を表す、と理解しておきましょう。