依存関係のうち最も一般的な「FS(Finish-to-Start)」が表す関係として正しいものはどれか。
解説まとめ
正解は B です。FS(終了-開始)は、先行作業が完了して初めて後続作業を始められる、という依存関係です。「設計が終わってから実装に入る」のような前後関係が典型です。最も多用される基本の依存型として押さえておきましょう。
ポイント
FS の核心は「先行の Finish が後続の Start の条件になる」点です。Start-to-Start(同時開始)や Finish-to-Finish(同時終了)と混同しやすいので、頭文字が「先行側→後続側」を表すと覚えると整理できます。後続が先行の条件になる D のような逆転は成立しません。
ワンポイントアドバイス
タスクをつなぐときは、まず「この作業は前の何が終われば始められるか」を一言で言ってみましょう。多くは FS で表せます。同時に進められる箇所だけ SS(同時開始)などを検討すると、依存の整理がすっきりし、後でクリティカルパスを引くときも迷いません。
解説詳細
FS は「終わってから始める」関係
FS(Finish-to-Start)は、先行作業が終了(Finish)してから後続作業を開始(Start)できる、という依存関係です。「要件定義が終わってから設計に入る」「設計が終わってから実装する」といった、実務で最も多い前後関係を表します。依存関係の名称は「先行作業のどの状態が、後続作業のどの状態の条件になるか」を頭文字で示しており、FS は先行の終了が後続の開始条件になることを意味します。
ほかの選択肢が誤りである理由
A は「開始と同時に開始」で、これは SS(Start-to-Start)の説明です。C は「終了と同時に終了」で、これは FF(Finish-to-Finish)にあたります。D は「後続が終わってから先行を開始」で、先行と後続の役割が逆転しており、通常の依存関係としては成立しません。先行の終了が後続の開始条件になるという FS の定義に合うのは B だけです。