EVM で「スケジュール差異(SV)」を求める式として正しいものはどれか。
解説まとめ
正解は C です。スケジュール差異(SV)は「出来高実績(EV)- 出来高計画(PV)」で求めます。値がプラスなら計画より進んでおり、マイナスなら遅れています。EV と PV の引き算で日程の進み遅れを金額換算で表す、と押さえておきましょう。
ポイント
核心は「SV = EV - PV」で、比べるのは EV と PV である点です。AC(実コスト)を使う EV - AC はコスト差異(CV)で、別物です。比(÷)で求めるのは指数(SPI)であり、差異(差・引き算)と指数(比・割り算)を取り違えないことが分かれ目です。
ワンポイントアドバイス
差異を見るときは「日程の差は EV と PV」「コストの差は EV と AC」とペアで覚えてしまいましょう。SV がマイナスなら遅れているサインなので、クリティカルパス上の作業を点検します。式を暗記するより、何と何を比べているかを理解しておくと、現場で迷いません。
解説詳細
スケジュール差異は EV と PV の差
スケジュール差異(SV:Schedule Variance)は、出来高実績(EV)から出来高計画(PV)を引いた値で、SV = EV - PV と表します。これは「今この時点で、本来やっておくべきだった量(PV)に対し、実際にどれだけ完了したか(EV)」を金額換算で比べたものです。SV がプラスなら計画より前倒し、マイナスなら遅れていることを示します。SV はあくまで日程の進み遅れを表し、コストの良し悪しはコスト差異(CV)で別に評価します。
ほかの選択肢が誤りである理由
A の AC - PV は、実コストと計画値の差で、SV の定義式ではありません。B の EV ÷ PV は割り算で、これはスケジュール効率指数(SPI)の式であって差異ではありません。D の EV - AC はコスト差異(CV)の式で、扱っているのは日程ではなくコストです。スケジュール差異は EV と PV の引き算であり、正解は C です。