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ヒアリング・質問力問題集
Q.
「やはり御社の課題は人手不足ですよね?」のような誘導質問が、課題把握に不向きな理由として最も適切なものはどれか。
ポイント
誘導質問は、相手を自分の仮説に同意させてしまう質問です。仮説を持つこと自体は問題ありませんが、それを答えに含めるのではなく、検証する形で開いて尋ねることが大切です。仮説と質問の形を切り分けて考えましょう。
ワンポイントアドバイス
「◯◯ですよね?」と言いそうになったら、「◯◯について、実際はどうですか?」と開いた形に言い換えてから尋ねてみましょう。語尾を少し変えるだけで、相手が自分の言葉で実態を話してくれるようになり、仮説の検証にもつながります。
解説詳細
正解はDです。誘導質問は、聞き手の仮説をあらかじめ答えに含んでしまっているため、相手は「はい」と合わせやすくなります。その結果、本当は別のところにある真の課題が表に出てこなくなってしまうのです。Aの「質問が長くなる」という長さの問題、Bの「合意形成にしか使えない」という用途の限定、Cの「専門用語が多い」という言葉の難しさは、いずれも誘導質問の本質的な問題ではありません。誘導質問の根本的な問題は、相手の回答そのものが歪んでしまう点にあります。