「構造化面接」の説明として、最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。構造化面接とは、あらかじめ質問項目・評価基準・評価尺度を決めておき、すべての候補者に同じ枠組みで質問し、同じ基準で評価する面接手法です。全員を同じものさしで見るので、面接官の好みや場当たりによる評価のブレを抑えられます。対義語は、その場の流れで自由に進める「非構造化面接」です。
ポイント
構造化面接の核は「質問と基準をあらかじめ決め、全員に同じ枠組みを適用する」ことです。自由に進める(A)はむしろ非構造化面接の説明であり、ここが最も間違えやすい引っかけです。圧迫(C)・雑談(B)は構造化とは別の話です。「事前設計+全員共通」が構造化の二本柱だと覚えましょう。
ワンポイントアドバイス
面接前に、要件ごとに「この要件を確かめる質問」を1〜2問ずつ用意しておきましょう。全候補者に同じ質問をすると決めておくだけで、面接後の比較がぐっとやりやすくなります。評価も「5段階で何点か」のように尺度を決めておくと、面接官どうしの評価のすり合わせがスムーズになります。
解説詳細
構造化面接は「事前設計+全員共通」が柱
構造化面接とは、あらかじめ質問項目・評価基準・評価尺度を決めておき、すべての候補者に対して同じ枠組みで質問し、同じ基準で評価する面接手法です。これが選択肢Dであり、正解です。質問も基準も事前に設計され、誰に対しても同じように適用される、という二つの特徴があります。
この手法のねらいは、面接官の好み・気分・話の盛り上がりといった、本来評価に関係のない要素の影響を減らし、候補者どうしを公平に比較できるようにすることにあります。
なぜ他の選択肢は誤りか
選択肢Aの「その場の流れにまかせて自由に質問を変える」面接は、構造化面接ではなく、むしろ対義語である「非構造化面接」の説明です。事前に質問や基準が決まっていない点で、構造化とは正反対です。ここが最も間違えやすいので注意しましょう。
選択肢Cの「意図的に追い詰めてストレス耐性だけを測る」のは、いわゆる圧迫面接の説明であり、構造化面接とは別物です。構造化は質問と基準を整える手法であって、追い詰めることとは関係ありません。
選択肢Bの「現場社員だけで雑談する」面接は、設計のない非構造的な面接の一種であり、構造化面接の説明にはなりません。したがって、事前設計と全員共通を備えた選択肢Dが正解です。