思考
問題解決の基礎問題集
問題 20 / 20
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Q.
「先月から受注後の出荷遅延が増えた」と上司から改善を任された。問題解決の進め方として、最初にやるべき一手はどれか。
ポイント
改善を任されたら、まず「問題定義(測れる差の確認)」から始めるのが核心です。打ち手・犯人探し・他社模倣のいずれも、定義の前に始めてはいけません。指示を受けるとすぐ手を動かしたくなりますが、そこを一歩こらえる、という点がつまずきどころです。
ワンポイントアドバイス
「改善して」と言われたら、着手する前に「対象・期間・目標・現状・差」の5点を一枚にまとめてから動き出しましょう。この5点が言葉になれば、原因分析にも打ち手にもスムーズに進めます。手を動かす前に問題を一枚に書き起こす、これを最初の作法にしてみてください。
解説詳細
正解はBです。最初にやるべき一手は「問題定義」です。いつから・どの商品で・目標納期に対しどれだけ遅れているのかを数値で押さえ、それから原因分析・打ち手へと進みます。Aの「すぐに増員・残業で回す」やDの「他社の改善策をそのまま導入する」は、原因も問題の大きさも確かめないまま打ち手に飛びついており、的外れになりかねません。Cの「担当者を集めて誰が遅いか問いただす」は、仕組みではなく人を責める対症的な対応で、いずれも問題定義という最初の一歩を飛ばしています。