Q.
個人情報を加工し特定の個人を識別できないようにし、統計データとして集計した情報の扱いとして最も適切なものはどれか。
ポイント
扱いが変わる分岐点は、「特定の個人を識別できるか」です。識別できなくした情報は元の個人情報とは扱いが変わりますが、それでも加工基準の遵守は必要です。識別できないようにしさえすれば何でも自由、というわけではない点に注意しましょう。
ワンポイントアドバイス
データを集計したり匿名化したりして共有する前に、個人が特定され得ないかを必ず点検しましょう。具体的には、氏名やIDなど個人につながる情報が残っていないかを一つずつ確かめます。加工したつもりでも識別できる手がかりが残っていないか、最後の確認を習慣にしてください。
解説詳細
正解はBです。特定の個人を識別できないように加工・統計化した情報は、特定の個人を識別できる「個人情報」そのものとは扱いが異なります。ただしCのように加工基準を無視してよいわけではなく、識別や復元を防ぐ基準を守ることが前提です。Aの完全に元と同じ扱いという考えも、Dの保護の対象から完全に外れるという考えも誤りで、識別性の有無によって扱いが変わるという点が核心になります。