実行
OODAループ問題集
問題 20 / 20
←
Q.
市場環境が急変する中で新規事業を進めるチームに、OODAループの導入が特に適している理由として、最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解はDです。市場が急変する状況では、計画がすぐ陳腐化するため、観察と情勢判断を素早く回して方針を更新し続けるOODAが適します。変化を観察で捉え、像を更新し、決定と行動を見直す循環が、先の読みにくい新規事業で力を発揮します。計画の固定や判断の省略は、この適応力を損ないます。
ポイント
この問題の核心は、OODAが向く状況(変化が速く不確実)を、その理由(素早い観察と判断の更新)とセットで説明できるかにあります。安定業務ならPDCAでよいところを、変化業務でOODAが効くのは適応の速さゆえです。計画固定や判断省略を導入理由に挙げる選択肢は本質を外しています。
ワンポイントアドバイス
変化の速いプロジェクトでは、長い計画づくりに時間をかけすぎないようにしましょう。短い観察と見立てのサイクルを頻繁に回し、得た事実で方針を更新する運びにすると、環境変化に追いつけます。定例の振り返りで状況の像を更新する場を設けると効果的です。
解説詳細
正解Dが妥当な理由
新規事業や急変する市場では、前提が短期間で変わり、最初に立てた計画がすぐ通用しなくなります。OODAループは、観察で変化を捉え、情勢判断で像を更新し、決定と行動を素早く見直す循環を持つため、こうした不確実な状況に適しています。方針を更新し続けられることが、変化への適応力の源泉です。
他の選択肢が誤りである理由
Bの「計画を変えずにやり切る」は、状況に応じて方針を見直すOODAの本質に反し、急変する市場では裏目に出ます。Cの「現場判断を排し長期計画に従わせる」は、現場の素早い観察と判断を活かすOODAの狙いと逆行します。Aの「観察や判断を省いて決定と行動だけ」は、適応の土台を失わせる速い間違いを招きます。変化に合わせて方針を更新できるDが、導入が適している理由です。