Q.
フィードバックの対象を選ぶ原則として最も適切なものはどれか。
解説まとめ
正解は C です。フィードバックは、本人が次から変えられる具体的な行動に絞って伝えるのが原則です。性格や変えられない事情を指摘しても相手は動きようがなく、すでに出た結果を責めても過去は変わりません。次の行動につながる、変えられる対象を選ぶことで、フィードバックが改善に結びつきます。
ポイント
ポイントは、フィードバックの対象を「本人が変えられる行動」に限る点です。変えられない性格・事情(A)、変えられない過去の結果(B)、一度に大量(D)は、いずれも相手を動けなくします。変えられるか・行動か・絞れているか、を基準にします。
ワンポイントアドバイス
指摘したいことが浮かんだら、「これは本人が次から変えられることか?」と問い直しましょう。変えられないことなら伝えても相手は苦しむだけです。さらに、一度に挙げる点は1〜2個に絞ると、相手はそこに集中できます。変えられる行動を、少なく具体的に渡すのが効果的です。
解説詳細
フィードバックは「変えられる行動」に絞る
フィードバックは、本人が次の機会から変えられる、具体的な行動に対象を絞るのが原則です。変えられる行動であれば、相手は「次はこうしよう」と前を向けます。逆に、変えられないことを指摘しても改善にはつながらず、相手を追い詰めるだけです。だから、対象が変えられる行動かどうかを見極めることが重要です。
ほかの選択肢が誤りである理由
Aは性格や本人にどうにもできない事情を対象にしており、相手は変えようがありません。Bは出てしまった結果そのものを責め、過去のやり直しを求めるもので、変えられない対象に向けた指摘です。Dは多くの点を一度に挙げるもので、対象が絞れず、相手は何から手をつければよいか分からなくなります。変えられる行動に絞るCが原則に合致します。