Q.
「導入したいが上司が反対している」という反論に対し、共感の表明と、主張への同意とを取り違えていない応答はどれか。
解説まとめ
正解はCです。共感は相手の感情を受け止めることで、相手の「見送る」という結論に賛成することではないからです。Cは「気が重いですよね」と感情を受け止めつつ、懸念を尋ねて前に進めています。受け止めと同意を切り離せています。
ポイント
この問題が問うのは、共感(感情の受け止め)と同意(結論への賛成)の区別です。感情を受け止めたからといって、相手の「見送り」という結論まで引き受ける必要はありません。受け止めつつ対話を続けるのが、取り違えない応答です。
ワンポイントアドバイス
共感を示したあとに、つい「では見送りで」と結論まで譲っていないか確かめてみましょう。受け止めの言葉のあとは、結論を確定させず「もう少し教えてください」と続けると橋が架かります。感情と結論を分けて扱うのが効果的です。
解説詳細
共感と同意は別物
共感は相手の感情・立場を受け止めることであり、相手の主張や結論に賛成することではありません。感情を受け止めても、結論を一緒に出すかどうかは別の判断です。Cは「気が重いですよね」と感情を受け止めつつ、懸念を尋ねて対話を続けており、両者を取り違えていません。
なぜ他の選択肢が誤りなのか
AとBは、感情を受け止める前に「無理」「見送りで合意」と相手の結論に同意してしまっており、共感ではなく同意です。対話を打ち切っています。Dは「あなたの仕事」と突き放しており、受け止めも同意もない、共感の欠如した応答です。いずれも共感の表明にはなっていません。