マネジメント
モチベーション理論問題集
Q.
マズローの欲求段階説における「欠乏欲求」と「成長欲求」の区別として最も適切なものはどれか。
ポイント
欠乏欲求は「満たせば落ち着く」欲求、成長欲求は「満たすほど伸びる」欲求、という性質の違いが核心です。5段階のうち、成長欲求側に立つのは最上位の自己実現だけで、残る4段階はすべて欠乏欲求にあたる、という対応をセットで覚えておきましょう。
ワンポイントアドバイス
不満(欠乏側)を解消することと、伸びしろ(成長側)を刺激することは、別々の打ち手だと意識してみましょう。まずは足りていない部分を埋めて落ち着かせ、その上で挑戦の機会を用意する、という順序で関わると噛み合いやすくなります。順番を取り違えないことがコツです。
解説詳細
正解はCです。マズローの5段階のうち、下位の4つ(生理的・安全・社会的・承認)は、足りない部分を埋めようとする「欠乏欲求」とされ、満たされれば落ち着きます。一方、最上位の自己実現は、満たすほどにさらに高まっていく「成長欲求」と位置づけられます。Aは、後天的に学習されるか生まれつきかという別の論点にすり替えており、この区別の基準ではありません。Bの「仕事か私生活か」という分け方も、欠乏/成長の区別とは無関係です。Dは両者を同じものとみなしていますが、満たした後の性質がまったく異なるため誤りです。