マネジメント
モチベーション理論問題集
Q.
公平理論で、人が自分は不公平に扱われている(投入のわりに報酬が少ない)と感じたときに取りうる反応として最も適切なものはどれか。
ポイント
不公平の知覚は放置されず、何らかの是正行動につながる、という点が核心です。具体的には、努力の引き下げ・是正の要求・比較先の変更・離職など、手段は一つではありません。「不公平を感じた人は黙って耐える」とは限らない、という前提を持っておきましょう。
ワンポイントアドバイス
メンバーの努力が急に落ちたときは、「不公平を感じていないか」を一度疑ってみましょう。そのうえで、評価や配分の根拠をていねいに説明し、本人の納得を取り直すことが効果的です。原因を本人の怠慢と決めつける前に、公平感の観点から見直してみてください。
解説詳細
正解はCです。公平理論では、不公平を感じた人は、投入(努力)を減らす・是正を求める・比較対象を変える・最終的には離職するなど、さまざまな手段で釣り合いを取り戻そうとするとされます。Aの「報酬が少ないほど努力を増やし続ける」は、不公平のなかでも努力を増やすとしており、理論の説明と合いません。Bの「行動はまったく変わらない」も誤りです。Dの「他者の報酬を増やすことでしか解消できない」は、是正手段を一つに限定している点で誤りです。