マネジメント
モチベーション理論問題集
問題 20 / 20
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Q.
あるメンバーの給与を上げたが、意欲はほとんど上がらなかった。動機づけ理論にもとづく解釈として最も適切なものはどれか。
ポイント
「給与を上げたのに動かない」という典型例は、衛生要因だけを手当てして、動機づけ要因が空のままになっている状態だ、と理解しましょう。核心は、不満対策(給与)と意欲対策(やりがい)は別物だという点です。やりがい側の設計が欠けていないかを疑うのがつまずき防止になります。
ワンポイントアドバイス
待遇を改善しても意欲が変わらないときは、達成・承認・裁量・成長機会のうち、どれが不足しているかを本人と一緒に確認してみましょう。そのうえで、仕事の中身に一つ手を入れてみることが効果的です。お金以外の打ち手に目を向けると、状況が動きやすくなります。
解説詳細
正解はDです。二要因理論では、給与は主に衛生要因にあたり、不満を抑える働きが中心です。積極的な意欲は、達成・承認・やりがいといった動機づけ要因が担うため、給与を上げてもそれらが伴わなければ意欲は上がりにくい、と解釈できます。Aは給与を動機づけ要因と取り違えています。Bは給与を内発的動機づけそのものと混同しています。Cは公平理論を持ち出しながら、給与が上がれば他者との比較は一切影響しないと断じており、いずれも誤りです。