マネジメント
モチベーション理論問題集
Q.
目標設定理論をふまえた目標の難易度に関する理解として、最も適切なものはどれか。
ポイント
「高いほどよい」も「ぬるいほどよい」も、どちらも誤りである、という点が核心です。最適なのは、本人が受容できる範囲で適度に挑戦的なところにある、と理解しましょう。難易度と意欲の関係は一方向ではなく、ちょうどよい点がある、というイメージを持つことがつまずき防止になります。
ワンポイントアドバイス
目標を決めるときは、「これは少し背伸びだけれど、届きそうか」を本人に確認してみましょう。もし本人が無理だと感じているようなら、目標を段階に分けて設定し直すのが効果的です。挑戦的でありながら受け入れられる水準を、本人と一緒に探ってみてください。
解説詳細
正解はAです。目標設定理論では、本人が受容できる範囲で適度に挑戦的な目標が効きやすく、逆に本人が受け入れられないほど高すぎる目標は、かえって意欲を下げうるとされます。Bの「高ければ高いほど常に上がる」は、難易度の影響を一方向に断じすぎています。Cの「やさしいほど常に最大」も同様に、逆方向に断じている誤りです。Dの「難易度はまったく関係がない」は、難易度がパフォーマンスに影響するという理論の前提そのものを否定しており、誤りです。