マネジメント
モチベーション理論問題集
Q.
期待理論で、動機づけの強さを左右する要素の組み合わせとして最も適切なものはどれか。
ポイント
期待理論は、期待×道具性×誘意性という掛け算で動機づけの強さを捉えます。要点は、掛け算であるがゆえに、どれか一つでもゼロに近いと全体が大きく下がる、という点です。3つのうち一つでも欠けると意欲が立たない、という構造を押さえておきましょう。
ワンポイントアドバイス
意欲を高めたいとき、つい報酬(誘意性)を上げることから考えがちですが、まずは別の2つを点検してみましょう。「努力が成果に届く見込み(期待)」と「成果が報酬に結びつく見込み(道具性)」が立っているかどうかです。土台が崩れていれば、報酬だけ上げても効きにくくなります。
解説詳細
正解はCです。期待理論では、期待(努力が成果につながる見込み)・道具性(成果が報酬につながる見込み)・誘意性(その報酬の魅力)の関係で、動機づけの強さが決まるとされます。これらは掛け算の関係で捉えられ、どれか一つでもゼロに近いと意欲は低くなります。Aの「自律性・有能感・関係性」は自己決定理論、Bの「存在・関係・成長」はERG理論、Dの「達成・権力・親和」はマクレランドの要素で、いずれも期待理論の構成要素ではありません。